grn_ts: フィルタの式を省略できるようになりました

Groonga ブログに書くほどでもない細かい内容はこちらに書いていくことにしました.

grn_ts は --filter の先頭に '?' を付けることで有効になるわけですが, '?' に続けてフィルタの式を指定する必要がありました.

今回の修正では, --filter '?' だけで grn_ts を有効化できるようにしました.実際にフィルタの適用も省略するようになりましたが,そもそも式が定数の true であれば評価などをスキップするように実装していたため,速度への影響はほとんどありません.

$ groonga /tmp/groonga/db
> select Table --filter '?true' --output_columns '_id' --limit 1
[[0,1448888003.34893,0.0627093315124512],[[[10000000],[["_id","UInt32"]],[1]]]]
> select Table --filter '?' --output_columns '_id' --limit 1
[[0,1448887983.34983,0.0628361701965332],[[[10000000],[["_id","UInt32"]],[1]]]]