音声認識技術(情報処理の特集)

情報処理学会の会誌 11 月号の特集は,「音声認識技術の実用化への取り組み」というタイトルで,音声認識に関するハードウェアからシステム設計,アルゴリズム,アプリケーションにいたるまで,幅広い内容になっています.

音声認識は何かしらの切っ掛けがあれば急速に発展しそうな気がすると,ずーっと前から思っているのですが,あまり社会に浸透しているという雰囲気はありません.AR Toolkit の登場で人気急上昇の拡張現実感と同じような展開を期待していたのですが….

機械に対して声をかけることに抵抗があるとか,使い勝手の良いツールがまだないとか,面白いアプリケーションがないとか…?鶏と卵のどちらが先かみたいな状態になっている気もしますが,今後の発展には期待しています.