Count-Min Sketch のライブラリを公開しました(はてな ver.)

昨日 Madoka という名前のライブラリを公開しました.ライブラリの内容は Count-Min Sketch を独自に改良した結果です.一応,C 言語のインタフェースも用意しているので,C++ を医師に止められている方にもご利用いただけます.

真面目な紹介については groonga プロジェクトのブログに書いてありますので,「興味あるかも」という方はそちらをご覧ください.

実装の詳細については別の機会に説明するつもりなので,後はどうでもいいことを書いてお茶をにごすことにします.

ライブラリの名前について

Madoka という名前はスケッチつながりで選びました.元ネタは○○○○スケッチです.口に出すのも憚られます.

名前空間としても使うことを考えると,長すぎず覚えやすく入力しやすいので,悪くない名前だと思います.元ネタが有名な作品なので googlability が低いという致命的な欠点がありますが,今回は目を瞑ることにしました.現在,Count-Min Sketch ライブラリの Madoka はウェブ上で迷子です.ググれません.

当初,ライブラリの名前としては,Count-Min Sketch Approximate Counting を略した Cmsac を使おうと思っていました.しかし,実際に使ってみると,開発者である自分ですら咄嗟に名前が出てこない,入力できないということに気づきました.読み方が分からないこととキーボードでの入力時に sac の部分が特に入力しづらいことが原因のようです.名前を考えるというのは難しいことだと再認識しました.

以上,どうでもいい話でした.