バッドノウハウで思い出した MS Word

卒論・修論を MS Word で書くなんて,忍耐力でも身に付けたいのだろうかと思ってしまいます.実のところ,TeXバッドノウハウのかたまりなのですが….

MS Word については,インラインの数式が書けるようになった点は評価できるものの,謎の操作体系とか,図・表がずれることとか,記号の入力が難しいこととか,やっぱり論文を書くのには向かないと思います.

  • バッドノウハウの例
    • Ctrl+Shift+Space で改行なしの短いスペースが入力できます.
      • 数式の前後や一部の記号と全角文字の間など,MS Word が上手く空白を入れてくれないときに,「仕方がなく」使います.
    • ハイフン(`-')以外(ダッシュやマイナス)も入力できます.
      • テンキーを使うと分けて入力できるようなのですが,私はテンキーのついていないキーボードを使っているので苦労します.
      • 「a - b」のような記述に続けてスペースを入力すると,ハイフンの部分が(おそらく)エンダッシュに置換されます.

# こんな知識は欲しくないのです.

MS Word で小奇麗な論文を書こうなんて考えると苦労します.きっと,論文の内容とか関係ないところでヴァァァァーーーーってなります.